界壁とは、屋根裏にある居室間の壁です。
レオパレスの建築基準が問題になった際に取り上げられたのが、この界壁が無かったという事でした。
そして何と建築基準法の改正(法律用語では合理化と言うらしいです)で、この界壁が、居室部を一定の耐火構造にする事で不要となりました。
実はこのブログで以前、レオパレスさんの影響で出る全国の賃貸物件の改修要望に、供給や財源など、いろんなものが追いつかなくなるんじゃないかという予想が、的中してしまった形です。少しも嬉しくはありませんが。
界壁は防火以外に防音、防犯などの役割もあります。
そして、この問題で直接の影響を受けるのは大家さんではなく、入居者の方たちです。
何もなかったようになるか、賃貸入居のひとつの性能基準になるか。経済原則が決めていくのでしょう。