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投稿者:ad119rqcur.

中高年の体調管理

体調管理は自己責任ですが、中高年に差し掛かって、まともな体を維持するためには、何らかのストレッチや筋トレみたいなものが必要だということは、学校も誰も、教えてくれません。

医療費や福祉の予算に汲々としていることの対策で、そういうカリキュラムを作って配布でもしたらいいのに。

しかしそんな事実が行きわたっても、やるかやらないかは個人次第。

自分のことを言えば、調子が悪くなった時だけやって対処して、継続してやればもっといいのになあと思いながら、やってない。

若い時のように何もしなくても血行やリンパの流れ、代謝を維持してくれる方法がないかなあと、都合のいいことを考える始末です・・・。

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世知辛い世の中

世知辛くなったなあ、と思います。皆さん暮らしや仕事を守るために必死です。だから当然の結果なのですが。

「世知辛い」という言葉はは元は、「勘定高くて抜け目がない」という意味で使われていました。

そのうち「世渡りが難しい。 暮らしにくい」という意味が派生した結果、今では「計算高い人が多くて暮らしにくい」と、世の中を指す意味で使われているのだそうです。

勘定高くて抜け目がないことの被害を回避する方法を、ふんわりですが思いつきました。

人と違うことをする。人と違うところへ行く。

勘定高いので、計算やシナリオがある。そこを外して独自のものを目指せばいいのじゃないかなと。当然そのリスクもあるわけですが。

そのうえで、人間関係をケアするようになりたいなと。

今は分断の時代だと思うので、公的な部分で連帯を求めても、あんまり意味がない気がしてなりません。私的な部分は真逆ですけど。家族やご近所の連帯は、これからのキーワードですよねおそらく。

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同じだけの未来

非婚率が年々ハイペースで高まった理由は、結婚しない幸せが普通のことになっていった歴史なのではないでしょうか?

今やとにかく、生きていくうえでのサポートは至れり尽くせりですから。

いや、もともと皆どんな人生を送っていようと、同じだけの幸せと不幸せを背負っているのかもしれませんし。

一つだけ思うのは、気持ちや身体の上での困難を、一緒に乗り越える存在がいた方がいいということでしょうか。

地域の中でコミュニケーションを取れる誰かがいて、面倒がらずにお付き合いし、心配したりされたりという関係性が、すべての人にあったらいいのにと思います。

不動産業に携わっていると、孤独死の問題はだいぶ身近です。それが普通のことになりつつある世の中は、やっぱりどこかがおかしいです。

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実家の憂鬱

この4月から相続登記が義務化され、3年以内に登記上の名義を変更しないと、場合によっては罰金の10万円が科されることになりました。

実家は何十年も住んでいなくても、どことなく未練や、手を付けたくない気持ちが抜けず、つい放置しがちです。兄弟など相続人の間で合理的な話し合いをするのも、面倒な感情が先に立つものです。

相続人の間の取り決めで一番やってはいけないと言われるのが、実家の共有名義化です。

誰も本気で手を付ける気持ちがないのに、問題を先延ばしにしている間に建物は老朽化し、いざどうにかしようとすると揉める元になるからなのですが、「じゃあどうすればいいの?」という話ですよね。

話し合いの上で、誰かが一人で引き継いでほかの相続人に代償のお金を払うか、売却して代金を分けるか、この2つがもっとも現実的な出口と言われています。

実家の片づけを体験した方はお分かりかと思いますが、それは面倒・・・であるかわりに、終われば非常に気持ちがすっきりします。

相続したからそのままにしていたことが、実は相続人にとってのストレスだったことも実感できます。

想い出は意外に、場所には宿っていないのかもしれません。写真とかそういったものを残しておけば、気持ちはすぐにあの頃に戻れる気がします。

それにしても、昭和は遠くなりました。
世の中の変わり方の激しさが、それを加速しているのではないかと・・・。

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ぼんやりしないと!

皆様、充実したお休みをお過ごしでしたでしょうか。

当方連休とは言っても、職業柄まとまったお休みを頂くことはありません。
それで特に不満もないのですが、運動不足の解消は悩みどころです。

しかし、案外要注意なのは「ぼんやりする」ことの欠如なのだそうです。

頭のなかを無にしてぼんやりする、あるいは普段やらない昼寝をする。
これで仕事の能率が倍加したら、ははん!と思えと。

確かに、昼寝のあとに行動のポテンシャルが異様に高まって、物置の掃除までしてしまう事、ありますね。

長い休みに依存せずに、普段からそのようなマインドフルネスの配分を心がけたいと思います。

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悪くないこと

近年食品類の実質値上げで、価格の据え置きに対して商品が小さくなるという事例があとをたちません。

これは原材料の値上げや、価格転嫁では売上がもたないなど、事情は様々に理解できます。

メタボの筆者はこれを福音にトランスフォームすることに決めました。
同じお金で量が減るなら、体重も好影響があるに違いない。

また、値上げの対象となるのは加工食品か外食のメニューです。
スーパーに売られるものでも野菜や魚など一次産品の価格は作況や漁獲高次第。

つまり家でご飯作って食べればいいんです。
加工食品をご家庭で再現できるか試すと面白いし。

瓶詰めのえのき茸は、簡単に作れました。

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老人の未来

50を過ぎて、「明治の昔なら隠居」の歳になると、考えた方がいいことが出てくる気がします。

先輩方お年寄りの暮らしぶりがうらやましく思えるか?
いやぁ、ちょっと考えさせられます。

でもこの状況は、自分たちにも責任の一端があるでしょう。

「お年寄りやご先祖様を大切にしましょう。」
このスローガンの意味、要は高齢者の背中は将来の自分であるという意味も含むのかと・・・。

年を取ってからの人生に希望の持てない社会は、問題を抱えた社会かもしれません。

高齢の方の意識と、私たちの意識の両方が変わらなければ。

私達が信じてきたことは何だったのだろうか?という検証が必要そうです。

住宅の問題もそうです。

一番快適で安心な環境とは何か。住み慣れた場所がベストなのか。
施設に入るのが当たり前なのか。家族が大変な思いをするのはなぜか。

知らないことがたくさんありそう。

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すき間のない脳の酷使

最近許される限り、夜間にスマホを金庫にしまう「禁寝スマホ」を実行中です。

これは目の疲れ・脳の空回りを防げるばかりか、とくに何の不都合もないことがわかりました。

読書を通じて得た情報と、デジタルデバイスから得た情報では、脳への定着率が違うため、インプットの効率の良くないのだそうです。

くわえて、脳過労で記憶力や意識が低下することも報告されています。

 

また、脳内では随時、何かに集中しているときに働く「セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク」と、何もせずぼんやりしている時に働く「デフォルトモード・ネットワーク」というネットワークの切り替えが起きているのだそうです。

人と会話をする時には、実行系ネットワークであるセントラル・エグゼクティブ・ネットワークが働き、会話を終えて目線を外したり、まばたきをしたりするときにデフォルトモード・ネットワークに切り替わり、会話の内容を頭の中でまとめて、次の話題に話を持っていくことが行われます。

この脳内のネットワークの切り替えがスムーズにされていれば、脳の消費エネルギーが少なく疲れないのだそうです。

要は、ずっと集中しっぱなしでは、切り替えがうまくいかなくなる。

これを防ぐためには、身体を動かしたり、ちゃんとぼんやりする時間が必要となるようです。

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グラン・トリノの栄光

先日アメリカ・デトロイトの街の現状のドキュメントを観ました。

市長の懸命な頑張りに関わらず一時期年金は9割カットという死刑宣告に近い行政運営となっていたものが、その後の資金集めなどが功を奏して、住民の暮らしや治安は向上しつつあるようです。

街の歴史はアメリカ自動車産業の斜陽の歴史そのもので、坂を転げ落ちるのを喰い留められないまま、貧困と犯罪に喘いできた感がありました。

日本を含む輸入車攻勢や国内の不景気を呪う前に、できることは色々あったでしょう。

しかし、これは他人ごとではありませんが、アメリカの市民が幻想を抱かされ、丸め込まれ続けた結果、今の苦しみがあるという側面もあります。

ドキュメントの中で印象的だったのは、「何もかも失ったようで、昔の良い思い出は残っている」と言った市民の言葉です。

思い出を糧にして、人はやり直せる。

デトロイトを舞台にした映画「グラン・トリノ」で、クリント・イーストウッドはそのことを描きたかったのかな、と思いました。

70年代のフォード グラン・トリノは、大切な思い出の一台。

過去の栄光にすがっているようで、その一台の車は主人公が自らの先入観や偏見、過去と向き合ってゆく再生の助けとなっているようでした。

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告発制度の怖さ~英国郵便貯金と富士通

事件の概要はこういうことです。

英国が「史上最大級の冤罪(えんざい)事件」(スナク首相)に揺れている。全国の郵便局が使う富士通の会計システム「ホライゾン」の欠陥により、窃盗や詐欺などを疑われた700人以上の郵便局長らが無実の罪で刑事訴追され、自殺者まで出ていたことが発覚したのだ。

もともとは、オンラインシステムのバグで多数の口座残高に狂いが出たことで、富士通も問題を認めて謝罪し、対策に乗り出しています。

なぜ冤罪事件になってしまったのかが怖いところで・・・。

民営の郵便会社を統括する国有企業「ポストオフィス」に、背任が疑わしい人を起訴して財産没収に成功した場合、調査官に「ボーナスが支払われた」仕組みがあったといいます。

オンラインシステムの問題はかなり以前からいわれていたのに、放置されていたことにも問題はあるのでしょうが、警察のようなノウハウや刑法下の枠組みの外で、良く調べずに告発して利益を得る構造は怖いです。

不正を正すのではなく、誰かの足を引っ張って利得とするようなシステムが歪みや腐敗を生むことは、もうどうしようもないのでしょう。

信頼し合い、助け合って働くシステムを築くことが、本当は一番合理的で豊かだと思えるのです。