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投稿者:ad119rqcur.

東京都 くらしの統計 ~空き家の状況・住居の階数~

2022年の東京都の資料ですが、空き家の増加=青い棒グラフが気がかりです。

着工戸数の多さで見かけ上の空き家率は下がっていますが、絶対数の増加が、今後の諸法令や住宅市場に変化をもたらすこととなるでしょう。

みなさん何階に住んでますか?という問いですが、都内の土地の有効利用や、核家族化が進行している点を、居住階数が上がっている点が示しています。

 

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東京都のマンションストック市況

・東京においてマンションは、1986(昭和61)年に約50万戸だったものが、2001(平成13)年に100万戸、2010(平成22)年に150万戸を超えるなど、急速に増加しています。

・2013(平成25)年におけるマンションのストック数は約165万戸(総世帯数の約4分の1に相当)となっており、都民の主要な居住形態として広く普及しています。

・世帯数に対するマンション戸数の割合は都心区ほど高く、中でも都心3区(千代田、中央、港)では7割超となっています。

・すべての区において、2013(平成25)年は、2010(平成22)年と比較して割合が上昇しています。

・旧耐震基準のマンションを区市町別にみると、区部では、城西・城南地区に多く立地しています。

・市町部では、多摩ニュータウンなどの大規模な団地を抱える多摩市や、八王子市、町田市が多くなっており、さらに、旧々耐震基準に限ってみれば、町田市、東久留米市において、特に高い比率となっています。

投稿者:ad119rqcur.

持家のうちマンションの比率は?

統計によると全国の持ち家世帯3239万3300世帯のうち、分譲マンションに住んでいるのは5,47万6,700世帯で、分譲マンション比率は16.91%。

分譲マンション率が最も高いのは東京都で44.81%(偏差値87.3)。2位は神奈川県で33.87%。3位以下は大阪府(28.52%)、兵庫県(24.62%)、千葉県(23.04%)の順。

一方、最も分譲マンション率が低いのは青森県で1.28%(偏差値41.9)。これに山形県(1.42%)、秋田県(1.44%)、福井県(1.62%)、群馬県(1.84%)と続いている。

分布地図を見ると三大都市圏を筆頭に都市部でマンション比率が高い。

相関ランキングでは人口集中度と比例度が非常に高く、人口が集中している都市部で分譲マンション比率が高い。基準地価:住宅地とも正の相関が高く、人口が集中した都市部は地価が高いため単位面積あたりで多くの人が住むことができるマンションが普及していると言える。

都市部以外は数%以下の普及率しかなく、地方には分譲マンションを知らない人も多そう。