統計によると全国の持ち家世帯3239万3300世帯のうち、分譲マンションに住んでいるのは5,47万6,700世帯で、分譲マンション比率は16.91%。
分譲マンション率が最も高いのは東京都で44.81%(偏差値87.3)。2位は神奈川県で33.87%。3位以下は大阪府(28.52%)、兵庫県(24.62%)、千葉県(23.04%)の順。
一方、最も分譲マンション率が低いのは青森県で1.28%(偏差値41.9)。これに山形県(1.42%)、秋田県(1.44%)、福井県(1.62%)、群馬県(1.84%)と続いている。
分布地図を見ると三大都市圏を筆頭に都市部でマンション比率が高い。
相関ランキングでは人口集中度と比例度が非常に高く、人口が集中している都市部で分譲マンション比率が高い。基準地価:住宅地とも正の相関が高く、人口が集中した都市部は地価が高いため単位面積あたりで多くの人が住むことができるマンションが普及していると言える。
都市部以外は数%以下の普及率しかなく、地方には分譲マンションを知らない人も多そう。
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