いま注目されているのが平屋住宅(以降、平屋)です。
国土交通省の建築着工統計調査によると平屋の着工棟数は年々増加しており、21年には新たに約5万5000棟の平屋が建設されました。
11年の着工棟数約2万8000棟から、10年でおよそ2倍近く増えており、新築戸建て全体に占める平屋の割合は19年に初めて10%を超えました。
平屋と聞くと広い敷地を存分に生かして建てるイメージがありますが、近年は家事のしやすさ、家族間のコミュニケーションの取りやすさなどを重視し、地方などでも敷地面積を使い切らずに、あえて小さな平屋を建てるケースも増えています。