住宅地として高い人気を誇る東京城南6区(港区、品川区、渋谷区、目黒区、世田谷区、大田区)で流通している住宅用地の坪単価について、コロナ禍前(2019年6月)とコロナ禍(2020年6月)をデータで比較します。
2019年6月と2020年6月の坪単価中央値を比較すると、都心に近い港区、渋谷区はコロナ禍の2020年6月の方が上昇しています。
一方で目黒区、品川区、世田谷区、大田区は2019年6月と2020年6月に大きな変動が見られない状況となっています。
2020年7月現在、コロナ禍の収束が見えない状況下にあるため、今後も注視していく必要はありますが、城南エリアの住宅用地に関しては、コロナ禍においても地価相場に大きな変動が見られないという結果になっています。
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