厚生労働省によると、基本給や残業代などを合わせた働く人1人あたりの今年3月の現金給与の総額は29万1081円と前の年の同じ月から0.8パーセント増えました。
一方、物価の変動を反映した「実質賃金」は、前の年の同じ月と比べて2.9パーセント減り、12か月連続の減少です。
賃金のわずかばかりの上昇が物価高・社会保障・税の負担上昇に全く追いつかない状況が、何年にもわたって続いています。
気づかない間に進行してきたこの状況がここまで顕在化しても、個人レベルではなかなか対策には向かえないものです。
暮らしに余裕がない。未来に希望が持てなければ、反攻に転じる発想も出てこない。
しかしこのまま行くと、どのような事が起きてもおかしくない。
まず住まいの安定を確保しましょう。
住む場所、安定してそこに居続けられるか、将来にわたって安心か。
そして未来に向け、まずどんな小さいことでもよいので目標を設定することで、未来に向けて何をすべきかが見えてくると言います。
・いつまでにこの収入に到達する
・いつまでに生活を変えて収支を安定させる
・いつまでにこの債務を消す
・いつまでにこの趣味でこれを達成する
期限付きの目標で、そのために逆算して何をやればいいかが見えてくる。
目標は何度でも見直しを行って・・。
私などは、目標の見直しが忙しくて大変です(笑)!
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