カテゴリーアーカイブ 不動産購入知識・用語

投稿者:ad119rqcur.

内部結露 不動産用語

温かい空気が冷やされて冷たくなる過程で、空気中に含まれている水分が液体として表れる現象を結露といいます。

この結露が壁の内側や床下などの発生する現象のことを内部結露といいます。

内部結露はカビやダニを発生させ、シックハウスの原因となるだけでなく、建物の耐久性を低下させます。内部結露を防ぐには、壁内にある断熱材の内側に防湿層を設けて水蒸気の侵入を防いだり、壁内部に空気が通るようにして壁内の水蒸気を外に排出する装置を取り付けるなどの対策をする必要があります。

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地価公示 不動産用語

地価公示とは、地価公示法に基づき、適正な地価を形成するために国土交通省の土地鑑定委員会が毎年1回、1月1日時点における標準地1㎡あたりの正常な地価を公示することです。

全国の都市計画区域内で標準的な土地(標準地)を選定し、それぞれの地点について2人以上の不動産鑑定士が別々に鑑定評価を行い、その結果を審査したうえで地価が決定されます。

決定された地価は毎年3月中旬〜下旬に、所在地・地番・地積・形状・土地の利用状況などとともに官報で発表されています。

この地価のことを公示地価と呼び、一般の土地取引の指標としてだけではなく、公共事業用地の取得価格算定の基準や、土地の相続評価および固定資産税評価の基準とするために公表されています。

公示地価は、各都道府県が国土利用計画法に基づき毎年7月1日時点の評価を発表する「基準地価」とは異なるものですが、どちらも国土交通省のウェブサイトで閲覧が可能です。

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地質調査 不動産用語

その土地の状態を明らかにするために行われる調査のことをいいます。

地質、土質、地下水などその形状、質、量などを明らかにします。

住宅など建物を建てる際に行う地質調査は「地盤調査」とされ、建物を支えるだけの強度があるかどうか、その土地のポテンシャルを調査します。

調査方法には、「表面波探査法」、「ボーリング調査(標準貫入試験)」、「スウェーデン式サウンディング調査(SWS試験)」などがあります。

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スラブ 不動産用語

スラブとは、床版のことです。一般的には鉄筋コンクリート造の建築物において、床の荷重を支える構造床のことを指します。

本来は平板や石板のことをいいますが、鉄筋コンクリート造では大梁や小梁と一体化してつくられ、内部に碁盤の目状に入れられた鉄筋で強度を確保しています。

建築基準法では構造耐力上主要な部分の床版は8センチメートル以上と定められていますが、マンションなどの集合住宅では上下階への遮音性を高める必要から、20センチ以上の厚さが標準とされています。

コンクリートでつくられているものをコンクリートスラブ、床として用いられるときは床スラブといいます。

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筋かい 不動産用語

筋かいとは、柱と柱の間に斜めに入れる補強材のことをいいます。

筋違とも筋交とも書きます。柱と梁で囲まれた四角形の対角線上に補強材を入れることにより、地震の横揺れや暴風などにも強い耐力を持つようになります。

斜めに1本補強する場合と2本をたすき掛けに交差させて補強する場合があり、木材のほかに鉄骨や鉄筋などで補強するときにはブレースともいわれます。

建築基準法では筋かいの基準を設けるとともに、その結合部に金物を使うことを義務付けています。

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キッチンのバリアフリー化

高齢者や体の不自由な方にとってはキッチンでの作業はかなりの負担や危険を伴います。

立ったままでの作業を軽減する工夫や、水仕事、火の扱いに対する負担を少しでも軽くする、バリアフリー工事は重要だといえます。キッチンのバリアフリー化を行う際、以下の6項目については気をつけたいところです。

・レイアウト

調理台や流し台、冷蔵庫、食器棚などは安全性や使いやすさを考慮してレイアウトを決めることです。

車イスに乗ったままでも使用できるように、足下がオープンな流し台、リモコン操作で昇降する収納などの設備などを導入し、使いやすさを考慮してキッチンの設計・仕様から始めましょう。

・段差

車椅子の妨げになったり、つまづいてしまう危険があるので、キッチン内や出入り口の段差はすべて解消しましょう。

・内装

水に濡れても滑りにくい素材の選択が水回りの床には必要です。

また、足腰に負担の少ないクッション性のある素材の床材を選ぶとさらに良いでしょう。壁には、手入れがしやすく、防火性の高い素材を採用しましょう。

・調理器具・給排水設備

高齢者など体の不自由な方が安心して使用できるよう「サーモスタッド機能」や、「消し忘れ防止タイマー」などの安全装置の備わった調理器具や給排水設備を採用し、蛇口は握ってまわすタイプのものではなくレバータイプの混合水栓にするなど、水栓金具も安全で操作がしやすいものを採用しましょう。

・照明・暖房

調理などが安全に行えるよう、手元をしっかり照らす事ができるような照明を取り付けましょう。また冬季のヒートショックを防ぐために、床下暖房や足元温風機等を設置しましょう。

・安全設備

ガス漏れ検知器や火災警報器などの安全設備を設置しましょう。加えて自動消火装置やスプリンクラーの設置もあればより望ましいです。

LIFULL HOME’Sより

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グルニエ 不動産用語

グルニエとは、フランス語で屋根裏部屋のことです。

ロフトと似ていますが、ロフトが天井高を高くして部屋の一部を2層式にした上部スペースのことをさすのに対し、グルニエは屋根裏を利用した収納スペースのことをさします。

建築基準法では、小屋裏物置等という扱いになります。面積は下の階の2分の1以下、天井高は1.4m以下、小屋裏に出入りするためのハシゴは固定式でないこと、などの規制があります。

そのため取り外し可能なはしごをかけたり、折り畳んで収納できるタイプのはしごを取り付けたものがよく見られます。

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耐震補強 不動産用語

地震などによる建物の倒壊や損傷を防ぐため、柱や土台、壁などに工事を行う補強のことをいいます。

具体的な方法としては、壁の補強として筋交いを入れる、基礎を鉄筋コンクリートで打ち増しする、柱と梁の接合部分を耐震金物で強化する、耐力壁の量を増やす、屋根を軽量化する、などが挙げられます。

耐震基準適合は住宅ローン控除の適用条件ですので、住まいの売買の際には、新耐震基準であるか、耐震基準適合かは、気になるところとなります。

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間取り図 不動産用語

間取図とは、部屋の広さ、配置などをわかりやすく確認するための平面図のことです。

不動産広告には、物件概要とあわせて間取図が掲載されていることがあります。間取図は、およそどんな部屋なのか、住宅の基本を把握する上で大変役立ちます。

間取図には通常方位が示されているので、日当たりなども見当がつきます。

物件広告に記述された説明を、間取図と併せてみることで、よりいっそう具体的なイメージが描きやすくなります。

ただし、間取図は必ずしも厳密な縮尺を用いているわけではありません。また、窓などの開口部はわかっても、開口部の高さは分かりません。

写真などが掲載されているとより分かりやすくなりますが、完成済み物件であれば実物を見学し、未完成の場合には、特に開口部の高さに注意をしましょう。

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日影規制 不動産用語

日影規制とは、日影による中高層建築物の高さの制限のことをいいます。

近隣の土地に一定時間以上の日影を生じさせないようにして、近隣の日照を確保しようというものです。

具体的には、住居系用途地域と準工業地域、近隣商業地域において、高さが10メートルを超える建物(第1種・第2種低層住居専用地域では軒高7メートル超または地上3階建以上)が対象となります。

対象となる建物の建築には、一定時間以上の日影を敷地境界線から一定の距離を越える範囲に生じさせないよう、建物の形態が規制されます。