最近許される限り、夜間にスマホを金庫にしまう「禁寝スマホ」を実行中です。
これは目の疲れ・脳の空回りを防げるばかりか、とくに何の不都合もないことがわかりました。
読書を通じて得た情報と、デジタルデバイスから得た情報では、脳への定着率が違うため、インプットの効率の良くないのだそうです。
くわえて、脳過労で記憶力や意識が低下することも報告されています。
また、脳内では随時、何かに集中しているときに働く「セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク」と、何もせずぼんやりしている時に働く「デフォルトモード・ネットワーク」というネットワークの切り替えが起きているのだそうです。
人と会話をする時には、実行系ネットワークであるセントラル・エグゼクティブ・ネットワークが働き、会話を終えて目線を外したり、まばたきをしたりするときにデフォルトモード・ネットワークに切り替わり、会話の内容を頭の中でまとめて、次の話題に話を持っていくことが行われます。
この脳内のネットワークの切り替えがスムーズにされていれば、脳の消費エネルギーが少なく疲れないのだそうです。
要は、ずっと集中しっぱなしでは、切り替えがうまくいかなくなる。
これを防ぐためには、身体を動かしたり、ちゃんとぼんやりする時間が必要となるようです。
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