円安の長期傾向から、日本経済はインバウンドの恩恵を受ける割合が強くなりました。
都市部では海外の観光客の方を見かけない日はありません。
食べ物や観光、買い物などはそれなりに情報の流通が完成している感じもします。
ただ、日本人は「おもてなし」と言いつつ、まだイベントなどのアピールは他の観光立国に比べてうまくないような気もします。
各地でやっている古くからのお祭りなどは、まだいいかもしれません。
ただ、家庭行事である今日の節分などは、海外の人は誰も知らないかも。
たとえばハロウインや成人式も、イベント化してしまえばいいのでは?
年に一日だけ、伝統的な民族衣装を着た若い女性が街にあふれるというのに、それを式典以上のものにできていない。
ハコ乗りのお兄さん方も、インバウンドの人に情報を流せばいい。
あのようなことはけしからんと言って、無くなるものでもないでしょうし。
晴れ着もハコ乗りも、見られたい人たちなのだから、ちゃんと解放区を作って公開したら?
それは成人の日の主旨は、大人になった新成人が、心を新たに出発する日でしょう。
でも古いお祭りだって、全部本来の目的は別のところにあります。
成人の日だけでとてつもない経済効果になるかもしれない。
古いお祭りと違うのは、作法やルールが確立されていないこと。
その辺は課題でしょうか。
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