兵庫県知事の善悪については、明石市長の時のようにニュースの鵜呑みは危険な気がして、何とも言えません。報道を見るだけだと、相当問題のある人という扱いですね。
しかしそれはともかく、ある人が知事の処遇について、「知事選でなく解散をすべきだ」という提言をしています。
よく謎の提言をする人ですが、「不信任を知事が突きつけられたとき、知事の対抗策は、議会を解散して自分の味方を過半数つけて、知事の職をやり続けることができるんですよ。出直し知事選挙は、邪道中の邪道なんです。出直し知事選をやって民意を受けたとしても、議会の構成が変わっていないわけですから」
「斎藤さんは法律を遵守してここまで辞任ということをやって来なかったんですから、議会を解散して、半分味方につけるというのは難しいけど、それをやる自信がないんだったら辞めるべき。出直し知事選はもっと前の段階でやるべきだった」とのこと。
議会の中では総スカンを喰らっていることになっている。でも本当のところ県民はどう考えているのか。それを確認するほうが正当な手続きに思えます。
まして、知事一人の選出と、県議を含む全員の選挙では、かかる予算もケタ違い。
出直し知事選挙は、邪道中の邪道?まあたしかに、再選したとしても議会の協力が得にくいとは言えるかも知れません。でも邪道?
批判したいわけではないです。わからない。
カラスを白と言いくるめる職業の人は、「こういう場合法的にはこうです」というオピニオンにとどめないと、ハレーションが起きていろいろストレス溜まるのじゃないかと思います。