日別アーカイブ 2021年5月25日

投稿者:ad119rqcur.

選択的夫婦別姓

選択的夫婦べつうじ制度とは,夫婦が望む場合には,結婚後も夫婦がそれぞれ結婚前の氏を称することを認める制度です。なお,この制度は,一般に「選択的夫婦別姓制度」と呼ばれることがありますが,民法等の法律では,「姓」や「名字」のことを「うじ」と呼んでいることから,法務省では「選択的夫婦別氏制度」と呼んでいます。

現在の民法のもとでは,結婚に際して,男性又は女性のいずれか一方が,必ず氏を改めなければなりません。そして,現実には,男性の氏を選び,女性が氏を改める例が圧倒的多数です。ところが,女性の社会進出等に伴い,改氏による社会的な不便・不利益を指摘されてきたことなどを背景に,選択的夫婦別氏制度の導入を求める意見があります。

法務省としては,選択的夫婦別氏制度の導入は,婚姻制度や家族の在り方と関係する重要な問題ですので,国民の理解のもとに進められるべきものと考えています。

(引用:法務省)

婿養子もあるので、この問題は性差別には直接関係はしませんね。まあ実質損をしているのは女性の方なのかもしれません。

仕事上は通称で旧姓を使い続ける習慣も定着しているし、「旧姓の継続使用」への理解が正直足りません。きこえてくるのは、「女性のキャリア形成に障害がある」「結婚・離婚時にプライバシーが侵害される」・・・そんなことだけ?

いや、小さなこととは言わないが、極論すればどちらかの姓を選択する現行制度の齟齬を見出しにくい。女性不利で語られる?

本質、かつての武家社会と違い、家を存続させることの重要性はなくなっていますね。

情緒的な話をすれば、姓を変えてくれた人に対し、新姓の家族は「ようこそ!ありがとう!」と云う感謝の気持ちを持ちます。旧姓の家との縁が切れる話ではないのも、言うまでもない。

筆者の勉強不足という話になってしまいました。