都心の大資本小売り店舗の状況

コロナ前はインバウンド景気に賑わっていた「GINZA SIX(ギンザ シックス)」の大量閉店が大きく報道され、これまでテナントや中小ビルオーナーの苦境に留まっていたコロナ禍の「小売恐慌」がついに大資本を脅かすところまできたことを印象付けたようでした。

緊急事態宣言の再発令以降も都心部の人出は大きくは減少してませんが、都心商業施設の集客と売上の落ち込みは深刻で、見切りをつけて撤退するテナントが急増しています。

インバウンド狙いに偏っていた銀座の商業施設はどこも似たような状況で、「東急プラザ銀座」でも12月から1月にかけてアパレルや装身具、コスメから名産品や茶房まで少なからぬ閉店が見受けられました。

閉店が目立つのは銀座に限らず、「六本木ヒルズ」ではけやき坂の路面店に空き区画が目立ち、「東京ミッドタウン(六本木)」でも12月から1月にかけてアパレル店や服飾店の閉店が続き、「表参道ヒルズ」でも空き区画が目立ち始めています。これら都心施設で閉店は、2月から3月にかけてさらに増えると見てよいでしょう。

インバウンド需要に支えられていた業種は、本当に深刻そうです。

「みんな同じような状況だし」とタガが緩まないように、私たちもこの状況でできること精一杯やりたいと思います。